店舗数は増えている。売上も伸びている。販促も、人材育成も、会議も増やしている。
それなのに、利益は残らない。むしろ現場は忙しくなり、本部の調整業務は増え、意思決定は遅くなっていく。
直近12か月の月次を思い出してください。売上が前年を超えた月に、営業利益率は同じだけ改善しましたか。売上が前年を下回った月に、営業利益率は売上の落ち方以上に下がっていませんか。どちらかに心当たりがあれば、原因は個々の施策ではなく、判断の周期にあります。
顧客の需要は、日次(時間帯)・週次(曜日)・月次(月内)・季節・年次・構造変化という6つの周期で動いています。一方で、貴社の予算、販促、人員配置、発注、会議、評価は、それぞれ何の周期で動いていますか。この周期が揃っている会社は、ほとんどありません。
周期がずれるたびに、欠品、人員不足、販促の空振り、過剰在庫、手戻りが発生します。1件ずつは小さく見えますが、毎日・全店舗で積み上がれば、年間では大きな利益差になります。
多くの企業が、これから来期の予算編成に入ります。会議体と判断の周期を見直すなら、数字を積み上げる前のほうが手を入れやすくなります。
この4つは、別々の問題ではありません。
同じ1つの構造から生まれています。週次以下の周期で発生して消え、複数部署の判断のズレから生じるため、どの科目の誰の責任にも帰属しない損失です。本ウェビナーではこれを「マイクロ・ロス」と呼びます。
廃棄や棚卸で計上される「ロス率」とは別のものです。ロス率は毎月見えています。見えないのは、発注が1日遅れた、人員が1時間足りなかった、販促初日に在庫が届かなかった——独立した科目を持たない、機会とムダの積み上がりです。※含まないもの:原価率・値引率のように、すでに単一科目で月次管理できているロス。
《機会損失》欠品、品切れ/人員不足による販売機会の逸失/販促と在庫、人員の不一致/需要の山への準備不足
《ムダ》過剰在庫、廃棄/過剰人員、手待ち/手戻り、差し戻し/会議や確認業務の重複
1店舗・1日あたりの粗利の漏れ( 円)× 店舗数( 店)× 365日 = 年間( 円)
貴社の数字を入れてみてください。単位は売上ではなく粗利です。欠品で失った売上1,000円は、粗利率30%なら利益への影響は300円です。
多くの企業は、予算、KPI、会議、組織図を整えています。しかし、顧客需要がどの周期で動いているかを起点に、経営管理を設計していません。
需要には、6つの周期があります。
日次:時間帯、天候、当日イベント、ピークとアイドル
週次:曜日、平日と週末、週次イベント
月次:給料日、月初・月末、月次予算の進捗
季節:季節商材、気候、行事、繁閑
年次:前年比、価格改定、採用・育成、出店計画
構造:人口動態、商圏、競合、技術、規制、ライフスタイル
問題は、需要が多重の周期で動く一方で、現場、本部、経営が異なる周期を見て、異なるタイミングで判断していることです。
本部の会議で配られるのは、先週までの数字です。一方で現場が決めているのは、来週のことです。長期の周期(人材育成・事業戦略)は経営層が、短期の周期(シフト・在庫・顧客対応)は現場が担っています。その間を媒介するKPIと報告の仕組みがなければ、上と下の認識はずれ続けます。
サイクル経営は、PDCAを速く回す話ではありません。
「何を、どの周期で、誰が見て、いつ判断し、どう動くか」を、顧客需要の周期に合わせて再設計する経営です。
「サイクル経営について学ぶ」ウェビナーではなく、自社の利益漏れの原因と、経営管理をどう変えるべきかが分かるウェビナーです。
マイクロ・ロスは、現場の努力では止まりません。
止めるために変えるのは、誰が何を決めるかという責任の配分、どの数字をどの周期で見るかというKPI、そしてその判断が行われる会議体です。いずれも、担当者の裁量では動かせないものばかりです。
もうひとつ。周期のズレは、商品、販促、店舗、人事、発注のあいだで起きています。ひとつの部門だけを最適化しても、隣の部門と周期が合わなければ損失は残ります。部門をまたいで順番を決められる立場でなければ、着手できません。
利益構造、責任権限、KPI、会議体、経営と現場の連動を見直せる立場の方に向けた60分です。
《対象業種》
外食チェーン/小売チェーン/介護・福祉サービス/ホテル・宿泊/運輸・物流/その他、多拠点で顧客接点を持つBtoCサービス企業
《主にお聞きいただきたい方》
代表取締役・経営者/取締役・執行役員/事業本部長・店舗運営責任者/経営企画・経営管理責任者
《ご一緒にご参加いただくと効果的な方》
経営企画・経営管理/店舗運営本部・SV統括/商品・販促/人事・教育/DX・データ活用
マイクロ・ロスの実額を出すのは、現場の数字を持っている方です。経営会議で議論する前提で、ご一緒にご参加ください。
申し込み特典
アンケート回答特典
アンケート回答特典は、当日ご参加の方だけでなく、アーカイブ配信を視聴された方も対象です。アーカイブ視聴後のアンケートにご回答いただければ、上記2点をお受け取りいただけます。
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開催日 |
2026年9月30日(水) 09:00-10:00 |
| 開催形式 | オンライン配信(Zoom) |
| 費用 | 無料 |
| 主催 | Chain Consulting株式会社/ClipLine株式会社 |
貴社の利益漏れを特定する。
①自社のどこで利益が抜けているか?
②何を、どの周期で、誰が見て、いつ判断するか?
③利益漏れを止めるために何から手をつけるか?

Chain Consulting株式会社 取締役
小澤 紀克
Tスタートアップ企業に経営企画部長として参画し、資金調達や上場準備を経験。三和総合研究所(現三菱UFJリサーチ&コンサルティング)に入社後、外資系コンサルティングファームに移籍し、ジェネックスパートナーズの設立メンバーとして参画。IT系ベンチャー企業の設立支援、大手製造企業や大手コンサルティング企業の研修講師等も実施。

Chain Consulting株式会社 執行役員
原 泰彦
上場まもない外食企業で、店舗数30店舗から300店舗までの運営中心メンバー。外食大手企業で、店舗社員として新規出店、赤字店舗再建や新オペレーション移行を担当。国内独立系ファームでコンサルタントとして、17年間食品・外食ドメイン中心にコンサルティングを実施。2023年4月からClipLineコンサルティング事業部、同9月よりChain Consulting兼務。信条は外食産業のポジティブカタリスト。