人材への投資は増えている。研修も実施している。採用にもお金をかけている。それでも、店舗間の業績差が縮まらない。その原因は、人材投資が足りないからではなく、「どの店舗の、どの役割に、どの能力が不足しているか」が見えていないことかもしれません。多くのチェーン企業では、人的資本を次の数字で管理しています。

  • 在籍人数・充足率
  • 採用数・離職率
  • 研修時間・受講率
  • 資格取得率・スキル習得率

しかし、これらは人材施策の“量”を示しても、店舗がピークタイムに必要な役割を果たし、売上と利益を生み出せる状態かまでは示しません。必要なのは、人数の可視化から「戦力の可視化」への転換です。

本ウェビナーでは、多店舗チェーンの支援現場で得た知見をもとに、店舗ごとの戦力差をどう捉え、人的資本投資の優先順位をどう決め、財務成果までどう追跡するかを具体的に解説します。

このような課題はありませんか?

  • 戦力の可視化不全
    • 店舗ごとの在籍人数は把握しているが、実際に"戦える人数"は分からない。
    • 同じ人件費率でも、売上・サービス・生産性に大きな差がある。
    • 店長や時間帯責任者の力量差が、店舗業績へどの程度影響しているか説明できない。
  • 投資効果の測定・配分不全
    • 研修は実施しているが、受講後の行動変化や利益効果を追えていない。
    • 全員一律の教育になり、必要性の高い店舗や役割へ集中投資できていない。
  • 量依存・属人的な構造リスク
    • 採用難を人数で埋めようとして、採用費・残業・応援人時が増え続けている。
    • ハイパフォーマーの異動・退職で、店舗戦闘力が急落する。
  • 経営・組織への接続不全
    • 人的資本投資について、経営会議で財務的な説明ができない。
    • 人事・教育・営業・店舗運営のKPIが分断されている。

ウェビナーで得られること

  1. 店舗戦闘力を"人数以外"で捉える視点
    • 役割遂行力、スキル充足、時間帯配置、マネジメント再現性の4要素から店舗戦闘力を捉えます。
  2. 投資すべき店舗・人材・能力の優先順位
    • 全社一律研修から脱却し、財務インパクトと戦力ギャップの大きさで投資先を選ぶ考え方を示します。
  3. 人的資本投資を利益へつなぐ因果設計
    • 投資 → 能力 → 行動 → オペレーションKPI → 財務KPIという連鎖で、投資効果を追跡する方法を解説します。
  4. 経営・人事・現場が共通言語を持つ方法
    • 「人が足りない」「教育が必要」といった抽象論を、店舗別・役割別の数字へ変換します。
  5. 90日で始める実装ステップ
    • 可視化、重点店舗選定、試行、効果検証、標準化までの進め方を持ち帰れます。

本ウェビナーで提示する基本モデル

店舗戦闘力の4要素

  • 役割充足:ピーク・通常・締め作業など、必要な時間帯に必要な役割が埋まっているか。
  • スキル充足:各役割を基準品質・基準時間で遂行できる人材がいるか。
  • 配置適合:保有スキルが、需要に応じて適切なシフトへ配置されているか。
  • マネジメント再現性:店長・SVが育成、配置、改善を継続的に回せるか。


店舗戦闘力という考え方

概念式:店舗戦闘力 = 人員体制 × スキル水準 × 役割配置 × チーム連携

店舗の力は、単純な人数や総労働時間だけでは決まりません。同じ人数、同じ100人時を投入していても、必要なスキルが不足している、適切なポジションに配置されていない、メンバー間の連携が取れていないといった状態では、店舗が実際に発揮できる力は大きく低下します。そこで、ピークタイムへの対応力、QSCの維持、施策の実行、売上・利益の創出など、店舗が成果を生み出す総合的な能力を「店舗戦闘力」と捉えます。

店舗戦闘力は、厳密に数値計算する会計指標ではありません。店舗ごとの戦力状態を可視化し、採用、育成、多能工化、シフト編成、役割分担、応援配置などの意思決定に活用するための管理概念です。


人的資本投資から財務成果への接続

  • 投資:採用、教育、配置、店長育成、SV支援
  • 能力:役割遂行力、マルチスキル、判断力、問題解決力
  • 行動:推奨、提供、仕込み、シフト修正、OJT、改善対話
  • 店舗KPI:客単価、提供時間、欠品率、労働生産性、定着率
  • 財務KPI:売上、粗利、人件費率、採用・離職損失、EBITDA

学べる具体テーマ

  • 店舗戦闘力を可視化する
    • なぜ在籍人数・人件費率・研修時間だけでは戦力が見えないのか。
    • 「人手不足」と「戦力不足」を切り分ける方法。
    • 店舗戦闘力を構成する4要素と、店舗別スコアの設計方法。
    • スキルマップを配置・シフト・売上機会と結びつける方法。
  • 人的資本投資を財務成果へつなぐ
    • 店舗戦闘力と売上・労働生産性・品質・離職の関係を見る方法。
    • 教育投資の優先順位を「財務影響度 × 戦力ギャップ × 改善可能性」で決める方法。
    • 研修受講率から行動変化率・業績寄与へKPIを転換する方法。
  • 経営・組織で回す
    • 経営、人事、教育、営業、店舗運営の役割分担。
  • 90日で実装する
    • 90日で小さく検証し、全店へ展開する実装ステップ。

こんな企業・ご担当者におすすめです

対象業種

  • 外食、小売、ホテル、介護、サービス業などの多店舗・多拠点企業
  • 店舗数の拡大に対して、店長・SV・中核人材の育成が追いついていない企業
  • 人的資本投資を財務成果へ結びつけたい企業

対象者

  • 経営者、取締役、執行役員
  • 人事・人的資本経営責任者
  • 教育・人材開発責任者
  • 営業・店舗運営本部責任者
  • 経営企画、財務、生産性改善担当者
  • スーパーバイザー、エリアマネージャー

特典

申し込み特典

  1. 期間限定アーカイブ配信
    当日ご都合がつかない方、社内共有したい方向けに、後日アーカイブ動画をお送りします。

アンケート回答特典

  1. 店舗戦闘力セルフ診断シート
    役割充足、スキル充足、配置適合、マネジメント再現性の4観点で、自社店舗の戦力ギャップを簡易診断できるシート
  2. 人的資本投資→財務成果 接続マップ
    投資施策、能力、行動KDI、店舗KPI、財務KPIを1枚でつなぎ、自社の因果仮説を記入できるテンプレート
  3. 講演資料
    経営会議や人事・運営部門間の共通認識づくりに活用可能

アンケート回答特典は、当日ご参加の方だけでなく、アーカイブ配信を視聴された方も対象です。アーカイブ視聴後のアンケートにご回答いただければ、上記2点をお受け取りいただけます。

開催概要

開催日

2026年10月22日(木) 09:00-10:00
 開催形式 オンライン配信(Zoom)
 費用 無料 
 主催 Chain Consulting株式会社/ClipLine株式会社

研修を増やす前に、まず「どこに、どの戦力が足りないか」を見えるようにしませんか。
人数ではなく戦力で店舗を見ると、採用・教育・配置の優先順位が変わり、人的資本投資を財務成果へつなぐ道筋が見えてきます。
自社の人材投資が、どの店舗の、どの行動を変え、どの利益へつながるのか。60分でその設計図をお持ち帰りください。

登壇者

Chain Consulting株式会社 取締役
小澤 紀克

三和総合研究所(現三菱UFJリサーチ&コンサルティング)に入社。その後外資系コンサルティングファームに移籍後、ジェネックスパートナーズの設立メンバーとして参画。

コンサルタントとして活動している傍ら、IT系ベンチャー企業の設立支援なども経験。その後、別のITスタートアップ企業に経営企画部長として参画し資金調達や上場準備なども経験。

その他、大手製造企業や大手コンサルティング企業のコアスキルやケーススタディの研修講師等も実施。

Chain Consulting株式会社 執行役員
原 泰彦

信条は外食産業のポジティブカタリスト(カタリストは触媒)

外食大手企業で、店舗社員として新規出店、赤字店舗再建や新オペレーション移行を担当。上場まもない外食企業で店舗数30店舗から300店舗までの運営中心メンバー。

国内独立系ファームでコンサルタントとして、17年間食品・外食ドメイン中心にコンサルティングを実施。2023年4月からClipLineコンサルティング事業部、同9月よりChain Consulting兼務。